護国庵 光忠寺茶所跡

寺の古文書の中に、以前から気になる護国庵という接待所(1778〜1873)の図面があり、私は明治時代まで光忠寺の境内にあるものだと思っていましたが、7年前に市文化財保護委員の方が出された「山陰古道・西国巡礼道を歩く」を有難く頂きました。その中に護国庵の事が記載されていました。その本によると巡礼者の要望により光忠寺が京都(善峰寺)から丹波亀山(穴太寺)の巡礼道の寒谷いう所に巡礼者の接待所として、建立されたことがわかり、以前からお参りに行かなければと思いながら行けず、やっと昨年の12月に「護国庵跡」を確認することができました。亀岡市の地図を見ても道がなく不安でしたが、意外と道(西国巡礼道?)も大きく分かり易い所でした。次回は住んでおられた真教という尼僧様の供養に行きたく思います。