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お寺あれこれ 73

寺での一日
庭の台杉が弱っているので、葉が枯れたところは切り落としましたが、何かの原因で枯れるのでしょう、自然にまかせるしかないようです。
今日は中陰のお参りでしたが、当山の本堂庫裡再建の時には、お元気だった頃を思い出しましたが、時とともに、当山を支えて下さった檀信檀信徒の皆様がお亡くなりになられる。住職としてもなんとも寂しいものです。唯々お浄土での再会を祈り、ご家族とともにお念仏を称え、ご回向をさせて頂きました。残されたご主人には一日も早くお元気になっていただきたいものです。
 私も還暦が過ぎ、また一年古稀に近づきました。腰痛があり身体に自信はないが、先週は本山での夏安居道場(教学高等講習会)に参加しました。昔の知人に会い、ご挨拶をさせて頂きお元気な顔を拝見するのが楽しみです。しかし、講義を聴講していつも思うことが、若い頃にもっと勉強しておけば、とこの歳になっても悔いてます。
 やっと関西も梅雨に入ったようですが、庭には紫陽花が咲き終わり、桔梗が咲きはじめました。この桔梗は、数年前に近くのご老僧から頂いたものです。昨年お亡くなりになられましたが、今年も忘れず花を咲かせています。ご老僧もお浄土から、この桔梗を見ていらっしゃることでしょう。
 裏の畑には、きゅうりやなすびやししとが取れ頃です。もう少し暖かくなると、ゴウヤと西瓜とカボチャが取れます。。妻も私も朝取るのが楽しみです。



 
 
 

お寺あれこれ 72

今年も夏野菜を育てる。夕方の水やり、キュウリとゴウヤはネットを伝い伸び始める。暑さ除けのカーテンです。ナス、インゲン豆、西瓜、カボチャ等、サツマイモは孫と芋ほりが楽しみです。




お寺あれこれ 71

平成に感謝し令和を迎える。「御十念」のこころ

知人のご住職が亡くなられた。突然の訃報に驚きと深い悲しみである。その方とは、祖山知恩院で大変お世話になった思い出があり、何とも言えない寂しい心境である。しかしこの年になるといつ死んでもおかしくない話しです。心の準備というか、自分自身の葬儀と準備(心構え)はしているつもりでも、いざ身内や身近な友が亡くなることは、まことに寂しいものです。しかしおそかれ、はやかれお浄土でお会いできる。またあれこれと話し美味しい酒を飲みかわしたいものです。
寺の住職がご遷化され弔問に行くと、通夜や本葬で「御十念」料を頂くが、これは弔問会葬に対するお礼ではなく、後日自坊(各寺)で回向をしてもらためのものである。しかし最近能化(住職)の葬儀では戒名紙がないところがある。朝のお勤めで回向ができない。後日寺に帰り回向をしますので、遷化された住職の戒名は必ず必要である。能化(住職)の葬儀は、経験のない弟子に、今日伝え明日でるものではない。普段から住職として伝えるべきことは伝え、準備するものは予め準備が必要です。もちろん法類や組内寺院の協力がなければできないものです。書棚には寺葬の資料があるが、遺弟(弟子)には、場を踏む経験が必要である。要は学ぶ気にならなければ、何の役にも立たない。
ところで、今日から元号が令和となる。「れいわ」という言葉も耳に優しく聞こえがよい、また「れいわ」の漢字も見慣れてきた。前天皇は平成という時代を、天皇として30年間勤めを終えられ、私たち国民に「深い信頼と敬愛を以て行い得たことは幸せでした。」と感謝を述べられた。誠に有難い事です。いつまでもお元気にお過ごし頂きたいものです。令和を歩まれる新天皇陛下は「国民に寄り添い、人々と共に喜び、あるいは共に悲しみながら、象徴としての務めを果たしたい」と語られた。令和は万葉集から、引用ということですが、むずかしいことはわからないが、平成に引き続き戦争がない平和な時代を願いたい、過去や伝統も大切であるが、新天皇は山登りが趣味と聞いていますが、多忙な公務は減らされて、ご自分の趣味も人生もご家族と共に楽しんで頂きたいものです。天皇陛下のご即位を心よりお祝い申し上げます。



お寺あれこれ 70

亀岡船桑組浄土宗青年会主催で工藤美和子先生の「お念仏からはじまる幸せ」と題して3月30日に当山にて講演がありました。先生は華頂短期大学で特に仏教を学生に教えられています。ご自分も学生の時に、他の大学から仏教大学大学院に入られて、寺育ちではなく、志があり浄土宗僧侶になられたそうです。歯に衣着せぬ口調で法然上人の念仏の教え「阿弥陀仏の本願」からご自分の念仏人生についての幸せ感をお話しいただきました。

お寺あれこれ 69

知恩院にて仏前結婚式
最近は、宗教色がなく結婚式も駅の広場や山や海での個性豊かな形で執り行われています。先日急な事でしたが、二男が結婚式を総本山知恩院で挙げました。式場は阿弥陀堂の阿弥陀さまみ前に於いて、御誡師のもと厳粛に進められ、新郎新婦が誓いの言葉を読み上げ、無事終わりました。新郎のみ緊張気味でした。最近は浄土宗檀信徒だけではなく、一般の皆様も和服(紋付き袴)や洋服(ドレス)で、挙式をされています。知恩院での仏前結婚もお勧めです。